あたりまえではないということ。
時の流れははやい。
ついさっきまで明るかったのに、
いつしか明かりは消え、
5分もしないうちに
今では星が顔を出している。
夜も早くなったもんだ、と秋の終わりを感じさせる。
そんな中でも
雲はゆっくり動いている。
そして、地球が動いている。
地球が動いているから、
今こうして
呼吸することができて、
今、生きている。
何かひとつ滞ると、
たったそれだけで
地球は生命は途絶えてしまう。
そんなことを知っているかのように、
まるでなんともないかのように、
私達は生きている。
これは
いつも過ごしている中で繰り広げられる
すごく当たり前の自然の摂理。
なんだけど、
どうしてだろう。
すごく愛おしい。
こんなにも息が出来ることが、
自然の空気を吸い、吐いたものが、
自然へとかえり、
そして、地球へと繋がっていく。
その単純なことが、
すごく愛おしい。