さとり世代「ぬくこ」の叫び!~尊厳溢れる令和の時代へ~

人と人が分かり合えず、戦争が絶えない 人類の究極の問題にメスを入れ、世界基軸教育による心の時代、令和Cityを構築しています^^ 認識が世界を変える。

“たすき”がつなぐ  ~箱根駅伝~

新年明けましたね。

昨年がどんな1年だったのか、そして、今年はどんな1年をくりひりげるのか。

そんな話もしたいところですが、
今年は、感じるままに感じたときに
つづっていきます。

 

さて、さっそくですが、

 

陸上。
と聞くと、
個人競技。そう思う方も多いのではないでしょうか。

けど、そうではないものがある。

それがリレー競技であり、

駅伝。

中学の頃、陸上部だったこともあり、
長距離ランナーとして、

毎年出ていた駅伝。
だからこそ、の思いもあるが、
今思う。

 


ここにどれだけのドラマが、チームプレーがあるのか。
これほどまでに感動を与えるドラマは他にあるのかと。

 


今年は久しぶりに年始休みだったから、
ゆっくり観た。

祖父母、親戚、家族と共に。

 

そして、いつも以上のこれまでにない感動を味わった。

 

【このタスキが何を意味するのか。】


箱根駅伝

今回で94回目になるのだそう。


そう、始まりは戦前の1920年
ちょうど第一次世界大戦が終わった頃から。

その原動力は創設者の
「世界に通用するランナーを育成したい」この思いからだとか。

戦時中には、
「これが最後の箱根だ」と思いながら駆け抜け
戦地へ向かったのだと。

太平洋戦争で一時中止され、

戦後は戦死された方も多く、ランナーを集めるのでさえ苦労したと。

 

その歴史を経ても

今もなお続いている。

 

これがどれほどのことなのか。

 

ここまでして懸けるおもいがなければ、

きっと今に“たすき”はつながっていないだろう。


そして、第94回箱根駅伝


ここにでるために、数々の練習を積み重ね
予選を通過することがどれだけのことなのか。
決して楽ではなかった練習
共に走りたくても走れなかった仲間の思い
監督、先輩、後輩の言葉
全てを胸にたすきをかけて駆ける

そして、駆けながらも
壮大なドラマがそこにある

ハイライトTVでは、決して映しきれない
むしろ生中継でもきっと映しきれないくらいの壮絶な闘いが繰り広げられる。

 

ひと区間約20㎞。

この距離を駆ける中で、

何度、苦しんできただろうか。

もう走るのをやめてしまいたい。

そう、何度思っただろうか。

何度挫折しそうになっただろうか。

 

しかし、

止まれない理由がある。

 

そして、

“たすき”をつなげるために、駆ける。

 

その勇気に、挑戦に

どれだけの人が支えられ、感動されるか。

 

 

今回のCMにも、なお感動した。

 

 

『どんなスポーツも、すきになればなるほど

どこかのチームだったり、誰かに肩入れしたくなる。

 

でも、なぜだろう。

 

ここを走る彼らへ、ひとりひとり、みんなに

声をかけたくなってしまう。

 

みんな、がんばれ!』

 

 

沿道の声援を見ても思う。

自分の応援する大学だけではなく、

ひとりひとりに、声をかけて必死に応援する。

 

 

応援したくなる何かがここにはある。

 

 

こんなスポーツが、

いや、これほどまでの場が他にあるだろうか。

 

 

今や、

政治を始め、企業、教育、メディアを、世代を通して、

この日本の中で今もなお小さな争いが繰り広げられている。

順位を、能力を、様々なものを競い、権力の座を奪い合う。

 

それがどんな結果を生み出していくかをしらずに。

 

 

駅伝。

確かにそれは順位としての争いでもある。

 

 

しかし、

それ以上の感動を人々に与え、

ひとりひとりへ応援したくなるものが、

駆け抜けるひとりひとりが輝けるものがある。

 

これほどまでのものが ほかのどこにあるだろうか。

 

 

そしてそこには

箱根駅伝の走者はじめ、

それを裏で支える多くの学生、スポンサーがいる。

そして沿道の応援している方々が。

そのひとりひとりがいて、さらに増す感動。

 

 

ひとりひとりが心から輝けて、心から応援し合うことのできる。

そして、争いを超える和の時代。

 

その時代をつくる先駆者として。

 

 

今もなお、

駅伝だけではなく、

ここにいるひとりひとりが、今までの時代を

この世界を通して、家族を通してうけつないでいる“たすき”

 

この“たすき”が、途絶えることのないよう、

次の世代へ、次の時代へ、

心からつながっていく“たすき”を懸ける。

 

そんな場を、昨年見つけた私の生きる道と共に、

その歴史への一歩を踏み出していきたい。

 

 

最後に、

箱根駅伝を駆け抜けた選手、

箱根駅伝を支えた多くの方、そして共に応援していた方、

感動をありがとうございました。